2016年8月29日月曜日

オールアウトフジ

オールナイトフジ
ではありません。
そんな深夜番組は観た記憶もございません。

【all-out】オールアウト 
 意味:全力で


なんだかんだで4回目の富士登山。
今回は、
初めての御殿場口登山道、
初めてのソロ、
初めて自分のペースで、
スピード意識してMt.Fujiに挑んできました。


天気予報は午前中は曇り、午後から雨。
晴れてれば鳥居の後ろに富士山が見れるらしい。
う〜ん、惜しい。。。
7時23分スタート


御来光登山の人たちとは時間をズラして、朝スタートだと拍子抜けするくらい登山者が少ない事を去年 発見。
それでも、予想してた以上には人がいたような。

トレイルランナーも結構いた。

御殿場ルートは富士吉田ルートに比べて10分の1の登山者らしいので、山小屋は少ないし、道も富士吉田みたいに歩きやすくない。

大砂走りって、下山道だけだと思ってたけど登りも最初から延々と砂礫で、
「おいおい」
って思ったけど、これはこれでストイックな感じが良い。笑

もし晴れてて暑かったら地獄だな、とも思った。


シルエットが横から見たゴジラっぽいから「ゴジラ岩」と勝手に名付けた。


この辺は、雲が無ければ宝永山が見えるだろう場所なはず。(かなりあいまい。)



唯一、一瞬だけ見れた青空。
後にも先にもこの一瞬だけ、本当にあっという間だった。


山頂に到着
登り3時間55分。
3,000メートルを超えたあたりから、身体が言うことを聞かなくなってくる。
キツくなり足が出なくなる、ペースがガクッと落ちる。
そして、毎回登るたびに頭が痛くなるから、高山病なのだと認めざるをえなくなってきた。
今まで認めたくなかったけど、受け入れようと今回は思った。
脚力とかより心肺機能の方が自分の弱みなのだと気付き始めていたから。

1年かけて鍛えて、また来年も挑みに来ようと心に誓いました。


富士山は申年に誕生したという伝説があるらしく、申年に富士山に登ると縁起がいいんだって。
そして、頂上にある浅間大社奥宮と、久須志神社で申年限定の御朱印がもらえる。

久須志も行きたかったけど、雨が降ってきたのと、頭痛で精神的に余裕が無いのとで諦めました。


恒例の三角点タッチ。
富士山の二等三角点は初めてで、他の山では味わえない感慨深さがありました。

4度目にして初めて剣ヶ峰3776mのピークに立ちました。
写真を撮るための行列が出来ていて、列んでる間に雨が降ってきました。

NORRONAのbitihorn dri1ジャケットをついに実戦で使用。
実際に着てみないと分からない事ってありますが、このジャケットは本当に良いと感じました。
ベンチレーション全開の効果は絶大だし、生地自体の透湿性も高いからとにかく蒸れない。
レインシェルにありがちなパリッとした生地特有のシャカシャカ感もなく、ストレッチ性があり、しなやかなので本当にストレスフリー。
軽量化してても胸ポケットがちゃんとついてるから、唯一持って行った電子機器、スマホと車のスマートキーを胸ポケに入れて安心して走れました。

写真はジャケットを着た上からザックを背負って撮ったけど、
ザックを背負ってその上からジャケットを着るというのもやってみました。
そうすることでザック自体が濡れないというアイディアは、
お世話になっているお店
の店長で、憧れであり目標の存在でもあるランナー、Ryu-Gこと小山田隆二さんに教えてもらいました。

道がまっすぐで散々試着させてもらい、延々と悩んだ末、ジャストサイズよりワンサイズ大きいのを買いました。
それによって、ザックの上から着られる事の他にもう一つ利点があって、適度にダブつきがあることで、積極的に換気がされるように感じました。

レインジャケットに3万円は正直、冒険でしたがこれは価値ある散財となってくれました。

ノローナのビティホーンドライ1ジャケット、これ間違いない^ ^



御殿場口新五合目に、開山期間限定でオープンしてる
マウントフジトレイルステーション
にて、登頂証明書を発行してもらいました。
こういうのもらうの結構好きで、今回、御殿場から登った目的の一つです。

下りはあっという間、1時間20分で下山。
トータル5時間15分
山頂での滞在時間50分

水600mlソフトフラスク×2 
でも400mlくらい余った。(天気が悪かったから。晴天激暑地獄な天気で足りなきゃ小屋で買うつもりだった)

スポーツようかん2コ
ジェル1本
チンパンジーエナジーバー半分
塩熱サプリ2粒


大砂走りの直滑降は「爽快!」の一言。
最後の方はドシャ降りになったけど、砂が深いから膝に来ないし、こんなスピードで自分の足で走れるのはここだけでしか味わえない体験だと思う。


’’今回の目的’’

1)今年後半のレースに向けた高所トレーニング→心肺機能強化という課題も浮き彫りになり達成
2)申年の御朱印→久須志は断念したけど浅間大社で頂けたので半分達成
3)剣ヶ峰登頂→達成
4)先日建て替えられたばかりの富士宮口山頂の鳥居を拝観する→未達成
5)お鉢回り→未達成
6)登頂証明書をもらう→達成


山登りする人の間で
「富士山は登る山じゃない」
という言葉をよく聞きますが、
日本には3,500mオーバーの山は富士山しかなくて、この標高じゃないと観れない景色がそこにはあるので、僕は富士山は積極的に登りたいです。

今回は天候には恵まれなかったけど、来年また登ろうと思います。

2016年8月24日水曜日

反応!反射…音速!高速!!

こんなにじっくりオリンピックを観たのは今回が初めてだと思います。
リモコン握りしめ、ひたすらチャンネルを回して小さな画面に食い入って、オリンピック関連の番組だけ追いかけてました。


唯一の心残りは、バドミントン女子ダブルスの決勝を観ることが出来なかったこと。。。


内村航平の鉄棒で、あの着地の瞬間は日本国民全員が全身に鳥肌ゾワワ〜って立ったはず。
神がかってるなと。
今回のサブイボ金メダルは間違いなく、内村航平選手です。
コメントなんかも4年前に比べると、だいぶ大人な感じになりましたね。(なに目線?)


伊調馨は、金メダル取った瞬間のあの表情...
「あ〜、こんな勝ち方じゃ納得いかねぇなぁ、くそッ。」
って感じの表情に見えました。
自分の試合を振り返って、内容は25点とか30点とか言っちゃう伊調選手、カッコいいわ〜
国民栄誉賞も納得。
抱かれたい、いや、むしろ、窒息するくらいガチでホールドされたい…(ドMかっ)


卓球女子はどこの国も中国人帰化選手ばかり、しまいにゃ監督も中国人とか。
常に日本vs中国みたいな絵が展開されてて、なんだかなぁって感じでした。

愛ちゃん美誠ちゃんもいいけど、石川佳純でしょ(^^
やっぱ速攻型は観ていて楽しい。
団体準決勝  vsドイツの2試合目、シングルス戦。
ドイツに2ゲーム先に取られてからの、3ゲーム取り返して逆転勝ちとかまじ半端ねぇ!
あの渾身のフルスイングスマッシュで球ぶつけられたい…(ドMかって)


松本薫もタイプなので、思いっきり投げられて寝技かけられたいですね。
そして登坂絵莉と土性沙羅にタックルされたい…(以下略)


個人的には
(金メダル)→石川佳純
(銀メダル)→松本薫
(銅メダル)→松友美佐紀
※評価内容はルックスと、競技中とインタビューの時とのギャップなどから算出されてます。

いや〜、体育会系女子って、本っ当に、いいですね。
















んーと、え〜っと…
(ブログの方向性...)



入院中の8/13と14日は外泊の許可が出たので、一度は手放したこのマンガ
を再び買って病院に戻りました。

ONE PIECEの尾田栄一郎に天才と言わしめた、松本大洋のピンポン。
えっ、何これデカくなってる!
しかも全巻を2冊にまとめてるとかおトク!

水谷隼の卓球を予選からずっと観てて、なんだか無性に読みたくなって。
むしろ水谷の方が、マンガかよってくらいの勝ち方をしていく感じで。

団体決勝で、団体としては負けたけど水谷がシングルス戦でチャイナを飛ばした時は、
「マジかこいつ!?」
って日本国民全員が思ったはず。
今まで一度も勝ったことない相手に、あの舞台で勝つってどんだけ。

もともと水谷って、天才肌と子どもの頃から言われてたけど、メンタル弱くていざって所で強気なプレーが出来ない選手だったとか。
今回のオリンピックでは全くそんな雰囲気は感じさせなかったように思います。

水谷に限った事ではなく、世界の頂点で戦う選手達って、どの競技を観てても思うのが

どれだけやり込んでんだよ

どれだけやり込んで、どれだけの壁を乗り越えればそこにたどり着けるのか…
途方も無さすぎて想像力が追いつかない。
飛んでる所が高すぎて、低くても飛んでるんだと思ってた自分は、地を這ってるに等しいと自覚する。

男子も女子も、オリンピックで闘った選手達、心からリスペクトします。


やり込む、積み重ねる、継続する。

これは自分の苦手な所。
オリンピック選手達の活躍を、遠い世界の事のように眺めて終わるのではなく、フィードバックして自分もさらなる高みに向かって飛ぶ。


オイラ飛べるっ…


ピンピン動くっ!!


もっと!速く!







あ〜、映画版も観よっ。


Starting Over...

かっこつけて英語のタイトルにしてみましたが、
【starting over】の意味としては、
新たなる旅立ち、とか、再出発。

ブログ立ち上げるのは3度目なので。
 
instagramやFacebookなどSNSもやってますが、あれはあれで、自分の投稿が人様のタイムラインに載るって前提があるので、わりと言葉を取捨選択しなくちゃならなかったりで窮屈さを感じてきていて。

ブログはその点、自己満足の世界で書きたい事書けるのがいいかなと思ってます。



話変わりますが、大人の事情で今日までの2週間、医大に入院してました。
2週間ひたすら朝から晩までオリンピックを観てました。

この2週間はオリンピックが僕のモチベーションの全てでした。
観ていて思いました。
感じました。
「極める」ってのは、究極にピュアで究極に真っ直ぐってことなんだな、と。

心を打たれました。
毎日のように(人知れず病室で)涙しました。

凡人には想像するにも及ばないトップアスリートの努力とひたむきさ、その揺るぎない眼差し。
スポーツ選手の端くれだなんて思ってた自分が恥ずかしくなりました。


鈍らせたくない感性
燻らせたくない情熱
絶やしたくない衝動

そういうのが自分の深いところにはあると思ってて。
決して口に出して人には言えないようなヤツ。

でも現実は、
空気読んだり、建前を並べてみたり、体裁を取り繕ってみたり。

語られない本音、飲み込む言葉、押し殺した感情、
そんな息苦しい想いを強いられながら生きる環境ってのが、
「オトナ」になればなるほど幅を利かせてくるというか...

自分が真っ直ぐを貫けないからなのか、それとも逆に、立ち回りを深く考えすぎなのか
袋小路に自ら迷い込んでは追い込まれて、にっちもさっちも行かなくなる事がこの32年間に何度かありました。

自分を押し殺して生きるくらいなら
いっその事、リセットボタンを押してみよう...!!

そんな選択が、人生に何回かはあってもいいんじゃないかって思います。

子どもの頃は、死ぬまでサッカーをやっていくものだと思ってました。

社会人になってからもフットサルという形で球蹴りは続けていたのですが、ある時リセットボタンを押す瞬間が訪れました。

でも、今はフットボールと同じくらいの熱量で打ち込めるもの
「トレイルランニング」
と出会って。

そこに関する事と、山登りや、ギア(に関する自論など)の事なんかを中心に、(時々サッカー・フットサルについても)書いていていこうと思ってます。

日常的なことも多分に書きます(^^



2週間の入院生活でがっつり体も休まったし、オリンピック選手からとびっきりピュアなヤツも沢山もらったし、心も身体も充電満タンなので、明日からまた再出発!


これ以上リセットボタンを押さなくて済むように、
堅い壁をもぶち壊せる自分になるべく、
もっと強く、もっと速く、もっと高く、もっと真っ直ぐに...
時には後ろを振り返りながら進んだりして、とにかく前へ。

備忘録として、自分を客観的に見つめていく術の一つになればいいかな。。。

なーんて、ブログにそこまで深い意味を持たせるかと思いきや、
そんな事は微塵も感じさせないどうでもいい内容ばかりかもしれませんが、時々、覗いてみていただければ幸いです。